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Zenn Dev Mkj Articles 87c3ce556cde90

社内向けAIアシスタントを3か月間試験運用してみた

  • URL: https://zenn.dev/mkj/articles/87c3ce556cde90
  • 日付: 2026-06-26
  • Tier: Tier 3
  • 要旨: 松尾研究所が2026年2〜4月にかけてSlack上でOpenClawライクな社内AIアシスタント(mbot)を3プロジェクトで試験運用した結果をまとめた記事だ。nanobotをベースにSlack対応・Notion/GitHub連携・スケジュール機能・コンテナ対応を追加して開発し、Claude Code/Codex CLI/ローカルLLMをバックエンドに切り替えできる設計にしている。8名のアンケートでは業務効率化貢献度7以上が100%、週30分以上の時間短縮が75%、全社導入を強く推奨が50%という結果だった。一方でセットアップの複雑さ・コスト増加・データソース非透明性といった課題も明確になっている。

詳細

mbot(社内AI)の概要

  • ベース: nanobot(当時OpenClaw系でシンプルなOSS)をフォークして社内要件を追加
  • バックエンド: Claude Code / Codex CLI / ローカルLLMを切り替え可能
  • 機能: Slackメンション→スレッド単位継続会話 / チャンネルごとのシステムプロンプト注入 / GitHub Apps認証 / スケジュール機能 / コンテナ隔離

ワークスペース設計(AIツール非依存化)

  • AGENTS.md(実体)とCLAUDE.md/AGENTS.md/MEMORY.mdをシンボリックリンクで吸収
  • スキルディレクトリも同様にシンボリックリンク(.claude/skills, .agents/skills)

活用事例

  • 週報作成: Notion/GitHub Projectsを横断してスキルを一度チューニング後に自律的に収集・整形
  • 論文・テックニュース毎朝自動配信: PJT情報を踏まえたパーソナライズアドバイス付き
  • PRレビュー: Claude Code/Codex CLI/Gemini CLIによるマルチエージェントレビュースキルを構築
  • その他: Notion調査・スライド作成・アイデア出し

アンケート結果(8名/3PJT)

  • コードレビュー・資料検索での利用が85.7%で最多
  • 業務効率化貢献度7以上が100%、9以上が62.5%
  • 週30分以上時間短縮が75%、1時間以上が25%
  • 全社導入を強く推奨(5)が50%、4以上で62.5%

課題と利用者コメント

  • Notionの全件精査など長時間タスクでタイムアウト発生(逐次ログで対応)
  • データソースが不透明でbotを使わなかった利用者がいた(UI説明チューニングが必要)
  • 出典リンクの明示が不足
  • コスト: 1PJTあたり約1〜2万円/月(利用頻度・人数で増加)
  • セットアップ: クラウド環境/Slack Bot/Notion/GitHub Apps設定が多岐にわたり複雑