Zenn Dev Minipoisson Articles Claude Gemini Notebooklm
ClaudeとGeminiの全チャット履歴をNotebookLMに食わせたら、自分のAI使い分けが丸裸になった話
- URL: https://zenn.dev/minipoisson/articles/claude-gemini-notebooklm
- 日付: 2026-06-26
- Tier: Tier 3
- 要旨: ClaudeとGemini双方のチャット履歴をNotebookLMに取り込んで横断分析した実験の記録。ClaudeのデータはGDPR対応のPrivacy Portal(claude.ai/settings/privacy)からエクスポートでき、conversations.json として取得できる。Gemini版変換スクリプトの設計をほぼ踏襲してClaude向けに書き直したスクリプトをMITライセンスで公開した。両履歴を同一ノートブックに入れてNotebookLMに分析させると、「GeminiでアイデアをDB化・壁打ちし、ClaudeでそれをアーキテクトとしてCode化する」というワークフローが自分のチャット履歴から客観的に可視化された。このAI横断のユースケースはGoogle公式では実現できない領域であると著者は述べている。
詳細
Claudeチャット履歴のエクスポート方法
- claude.ai/settings/privacy にアクセスして「Export Data」からリクエスト
- リクエストからほぼ即時にダウンロードリンクのメールが届いた(一般的には数日かかると言われる)
- ZIPに含まれる conversations.json が全チャット履歴の本体
Gemini版(MyActivity.json)との主な差分:
- トップレベル構造: Geminiはオブジェクト配列、Claudeは会話オブジェクト配列
- 話者識別: Geminiはモデル/ユーザー区分、Claudeは “human”/“assistant”
- メッセージ本文: Geminiは text フィールド、Claudeは chat_messages[].text
変換スクリプトの変更点:
- 入力ファイルのデフォルト名が conversations.json
- 話者識別を “human”/“assistant” で行う
- デフォルト分割サイズを 1.5MB から 1MB に変更(1.5MBではNotebookLM取り込み失敗が稀に発生したため)
NotebookLMによる横断分析の結果
Claudeの使われ方(シニアアーキテクト・編集者として):
- 複雑なプログラミングとアーキテクチャ設計(レガシーC#/.NETのモダン化・PythonのGAS移植など)
- 高品質な翻訳・執筆推敲(論文構成・Zenn/note記事の批判的推敲・i18n/l10nパイプライン)
- API仕様の裏取り・システム構造の比較など事実の整理と厳密な分析
- ハルシネーションを犯した場合は「存在しません」と即座に看破し構造まで冷静に分析
Geminiの使われ方(アイデアパートナー・チアリーダーとして):
- Googleエコシステムの自動化(Gmail・GAS・NotebookLM連携・API制限回避)
- クリエイティブ・マーケティング(記事タイトル案・X投稿戦略・アイコン画像生成)
- 幅広い文脈の壁打ち(歴史・文化・AIの倫理・ユーモアなど技術に限らない議論)
- 「もっともらしい嘘」をポジティブな言葉で返してしまう傾向
translate_image ハルシネーション事件の追跡: GeminiとのチャットだけでもClaudeとのチャットだけでも全貌が把握できず、両履歴を同一ノートブックに入れることで初めて追跡可能になった。