Zenn Dev Akasara Articles B80fe3c8cc8569
Claude Code(開発)× OpenClaw(運用)の責務分離 ── CLAUDE.md 肥大化問題とベストプラクティス
- URL: https://zenn.dev/akasara/articles/b80fe3c8cc8569
- 日付: 2026-06-26
- Tier: Tier 3
- 要旨: Claude Code(開発)とOpenClaw(24時間常駐の汎用AIエージェント)を併用する際に、CLAUDE.mdに両者の指示が混在すると性能が落ちるという問題を扱った記事。解決策として、開発専用のCLAUDE.mdには300行未満・開発直結の指示のみを残し、OpenClaw固有の設定はAGENTS.md・SOUL.md・IDENTITY.mdへ分離することを推奨している。コンテキストウィンドウの有限性と、Agent Teams使用時のトークン乗数的増大が分離を迫る主な理由として挙げられている。コードスタイルはリンターへ委譲し、ドメイン知識はskillsへ移行するのがベストプラクティスとされる。
詳細
- Claude CodeとOpenClawの違い: Claude CodeはCLI・セッション単位、OpenClawはメッセージングアプリ・常駐デーモン・長期メモリ持ち
- CLAUDE.mdに含めるべきもの: ビルド/テストコマンド、コード構造、ワークフロー規約、環境セットアップ、プロジェクト固有の注意点
- CLAUDE.mdに含めないもの: 人格設定→IDENTITY.md、セッションプロトコル→AGENTS.md、メモリシステム→AGENTS.md、高リスク操作ゲート→SOUL.md、コードスタイルガイド→ESLint等
- 推奨サイズ: 300行未満。「この行を削除したらClaudeがミスするか?」と問い、Noなら削除
- Agent Teams時の注意: 各チームメイトはCLAUDE.mdを自動読み込みするためCLAUDE.mdが太るほどコストが乗数的に膨らむ
- ファイル階層戦略: CLAUDE.mdはポインタのみ置き、詳細はagent_docs/・.claude/skills/に分離。@agent_docs/service_architecture.mdのように参照
- 移行手順: wc -l CLAUDE.md→/contextで使用量確認→セクション分類→移行後に/contextで削減確認
- コンテキストエンジニアリングの原則: スタティックコンテキスト最小化、ダイナミックコンテキスト(skills・サブエージェント)活用、確定的処理はLLMに任せない、ポインタ>コピー
- 参考: 末尾に書籍(西見・吉田・大嶋著「実践Claude Code入門」、平川著「Claude CodeによるAI駆動開発入門」)が紹介されているが、内容の実質部分は独立している