Zenn Dev 8chikuwa3 Articles 8a226ddcaa0124
閉域環境でのOffice2024 LTSCの展開
- URL: https://zenn.dev/8chikuwa3/articles/8a226ddcaa0124
- 日付: 2026-06-26
- Tier: Tier 3
- 要旨: Office2016のサポート期限切れを受け、インターネット非接続の閉域環境でOffice2024 LTSCを展開する手順をまとめた実践記録。ライセンスはCSPで調達し、Active Directoryベースのライセンス認証を使うことでクライアント側の追加操作なしにアクティベーションが完了する。Office展開ツール(ODT)の構成XMLでMSI版Office2016の自動アンインストールも兼ねており、バイナリは共有フォルダに月次ダウンロードして自動更新する構成を取る。展開後に起動が遅くなる問題はグループポリシーの「オンラインコンテンツのダウンロード」設定を未構成に戻すことで解消できた。
詳細
- 対象環境: Office2016(MSI版)からOffice2024 LTSC Standardへの移行、閉域網・ADドメイン環境
- ライセンス認証方式: Active Directoryベースのライセンス認証(KMSホストキーを電話アクティベーションし、クライアント操作不要)
- 展開ツール: Office展開ツール(ODT)+構成XML(Channel=“PerpetualVL2024”、AllowCdnFallback=“FALSE”)
- RemoveMSI タグを設定することでMSI版Office2016のアンインストールも同時処理
- バイナリはファイルサーバ共有フォルダ(例: \filesv\Office2024)に格納し、UpdatePathを同じパスに指定して月次自動更新
- Standard2024Volume + Access2024Volume の組み合わせと、Standard2024Volume + AccessRuntimeRetail の2パターンのXML構成例を掲載
- 起動遅延の原因: グループポリシー「Office でオンライン コンテンツをダウンロードする接続エクスペリエンスの使用を許可する」が「無効化」になっていたため。「未構成」に変更で改善
- プロキシ環境でも[設定]→[ネットワーク]→[プロキシ]設定を参照してバイナリダウンロードが動作する