Blog Cloudnative Co Jp Articles Consultant Genba Kurushikunaru Naze
コンサルタントを入れたのに、現場が苦しくなるのはなぜか
- URL: https://blog.cloudnative.co.jp/articles/consultant-genba-kurushikunaru-naze
- 日付: 2026-06-25
- Tier: Tier 3
- 要旨: コンサルタント支援が現場で機能するかは資料の完成度ではなく、経営層だけでなく現場担当者との対話の有無・顧客課題の言語化・運用定着までの伴走で決まる。成功体験に固執して顧客最適から提供側最適へ寄るコンサル、問診を飛ばして得意分野の解法を当てはめるコンサルは、導入方針までは進んでも運用段階で破綻する。見えやすい違和感は、課題把握より解決策説明が先行・顧客の事情より過去事例が中心・他社事例再現に寄りすぎる提案。現場を含めて高解像度で見てくれるパートナーか、誰との対話で提案を合わせているかが長期的価値を左右する。
詳細
外部コンサルタント導入が現場で苦しくなる理由は経営層とだけの接点に起因。経営層との対話に偏ると、提案は抽象化し現場の制約・運用困難・例外処理が見えず、資料は立派でも実行段階で無理が出る。同時に、強い成功体験は顧客課題を見る前に「既知の解き方が通じるはず」という発想に陥らせ、本来の顧客最適から提供側最適へ寄りやすい。見え方の違和感は特定の解決策説明が課題把握より先行する、顧客の事情を聞く時間が過去事例の時間より短い、他社でうまくいった事例が自社固有の前提より優先される、提案が顧客の優先順位よりコンサル側の得意分野に寄ることで観察できる。対照的に現場に届きやすい支援は現場担当者との直接対話、課題と制約を整理してから打ち手を決定、導入後の運用まで含める、話した内容が提案や運用に反映される形。外部パートナー評価では肩書きや過去実績より、誰の話を聞き誰に提案を合わせようとしているか、現場まで含めた高解像度理解を重視すべき。