【初心者向け】Momonga Search MCP を Claude / Codex で使えるようにしよう!
- URL: https://zenn.dev/ray000/articles/momonga-search-mcp-setup
- 日付: 2026-06-24
- Tier: Tier 3
- 要旨: Momonga Search MCP(企業資料・経済ニュース検索用 MCP サーバー)を Claude Desktop / Claude Code / Codex 上で動かすセットアップガイド。共通準備として uv インストール、リポジトリ取得、APIキー設定、動作確認を実施。各クライアントごとに設定ファイル編集または mcp add コマンドで登録。トラブルシューティングは切り分け手順と典型的なつまずき(パス指定ミス、クライアント再起動不足、APIキー未設定など)を収録。ChatGPT 非対応理由は設計思想(ローカル stdio サーバーとクライアント 1 対 1 の相性)の解説。
詳細
Momonga Search MCP は LLM / エージェント向けの MCP サーバーで、企業公表資料・経済ニュースを安全に検索・取得・根拠提示する機能を持つ。設計上の工夫として取得内容をローカルキャッシュ(SQLite インデックス付き)に永続化し、必要な断片だけを切り出して返すことでコンテキスト削減を実現。この仕組みは stdio / ローカル実行(サーバーとエージェント同一マシン)と相性が良く、Claude Desktop / Claude Code / Codex を対象としている。
セットアップは共通準備とクライアント別登録に分かれる。共通準備では OS ごとに uv をインストール(macOS/Linux は curl 経由、Windows は PowerShell 経由)。リポジトリは git clone で取得し uv sync で依存パッケージをインストール。Momonga Search API キーは .env ファイルに設定(環境変数で複数カスタマイズ可だが初期段階では MOMONGA_SEARCH_API_KEY のみ必須)。任意で uv run momonga-search-mcp でサーバー単体の起動確認が可能。
Claude Desktop では設定(Developer → Edit Config)から claude_desktop_config.json を開き、mcpServers に登録。既存設定がある場合は既存キーとカンマで区切って追加。アプリ完全再起動(ウィンドウクローズのみではバックグラウンド継続の場合あり)後、Settings → Developer で接続状態を確認。Claude Code と Codex は claude mcp add / codex mcp add コマンド一発で登録(–scope user で全プロジェクトから利用可)。各クライアントで /mcp コマンドで接続確認、チャットで実際に MCP 検索を試行して動作検証。
トラブルシューティングは切り分け順序(サーバー単体起動確認 → クライアント再起動と設定確認 → MCP 接続後の診断)を提示。典型的つまずきは uv がパスに見つからない(ターミナル開き直し)、MCP 非接続(設定ファイルのリポジトリ絶対パスが /absolute/path/to… のままか確認、クライアント完全再起動)、server_setup_error(APIキー未設定)、JSON 書式エラー。Windows 版 Claude Desktop / Codex は Windows 側コマンドのみ実行可能なため、WSL 側でリポジトリ・uv を置くと起動失敗。対処は Windows 側で完結させるか WSL を呼ぶ形で command を wsl に変更。
ChatGPT は MCP 対応だが本サーバーは未対応。理由は設計思想のトレードオフ。ChatGPT の MCP は HTTPS 公開の Remote MCP サーバー(Streamable HTTP / SSE)を前提とし、複数ユーザー間で単一キャッシュを共有。本サーバーのローカルキャッシュ設計は複数ユーザー環境ではコンテキスト削減メリットが失われ、ユーザー分離・キャッシュ管理が複雑化するため非対応。