Zenn Dev Seeda Yuto Articles Ai Agent Otel Schema Maintenance
AIエージェントのOpenTelemetryは、other 46.7%を見つけてからが運用だった
- URL: https://zenn.dev/seeda_yuto/articles/ai-agent-otel-schema-maintenance
- 日付: 2026-06-23
- Tier: Tier 3
- 要旨: AI エージェントの OpenTelemetry では、ツール分類スキーマが古くなると other が半分近くに膨らみダッシュボードが読めなくなる。MCP・agent_task など新種ツールを追うため、分類器はダッシュボードと一緒に保守する運用物として扱うべきという知見。
詳細
Claude Code の JSONL(ツール実行とターンのメタデータ)を OpenTelemetry Span に変換して可視化する運用。Span 階層は session→turn→tool_call で、会話本文・ファイルパス・コマンド本文・認証情報は載せず、ツール名・カテゴリ・サイズ・エラー有無・トークン数のみ記録。Web サービスは HTTP/DB/外部 API で分類が安定するが、AI エージェントは MCP・チャット連携・スケジューラ・自作ツールが増え続ける。2026年6月の 2 セッションを取り直すと、メッセージング経由 MCP ツール(mcp__…__reply)が 7 回で最多だが、旧分類器 v1 では 15 回中 7 回(46.7%)が other に落ちた。v2 で MCP を messaging_mcp/mcp_other に分離。Claude Code を 4 本制御実行すると TaskCreate が新たに other に残り、v3 で agent_task/workflow/scheduler_or_notification カテゴリを追加して other を 0 に。ただし v3 も次のツールが増えれば古くなるため、分類器は一度書いて終わるコードではなくダッシュボードと一緒に保守する運用物。生のツール名はカーディナリティが上がるため正規化(mcp.reply など)し、tool.schema.version 属性を持たせる。other 比率と未知ツール名種類数を監視し、増えたら未知ツール追加か分類器の陳腐化のどちらかとして調査する。