個人開発を Phase/Stage/Gate で構造化する — /clear してもコンテキストが壊れない設計
- URL: https://zenn.dev/kashi923/articles/c63230ad1f8700
- 日付: 2026-06-22
- Tier: Tier 3
- 要旨: 個人開発を Phase/Stage/Gate で構造化。/clear してもコンテキスト壊れない設計。エージェント開発で「さっき決めたこと」が食い違う壁が来る。コンテキスト自動圧縮で決定がズレ・根拠がどこにも残らない・品質確信持てない。Rust + Dioxus で個人資産可視化アプリを6ヶ月運用設計工夫。出発点:コンテキストは「揮発する作業メモリ」。判断・進捗・証跡の正本は git 管理ファイルに置く。階層:Phase(大目標)→ Task(中目標)→ Step(1 commit)→ Stage(設計・テスト設計・実装・テスト実施)→ Gate(レビュー)。状態ファイル分離:docs/STATUS.md・docs/phaseN/tasks.md・docs/decisions.md・docs/refactoring.md・テスト実施記録。Skill で「思い出す」を自動化。/step-start で前提決定論的再構築。/clear で意図的にコンテキスト消去。
詳細
個人開発でいちばん時間溶かしたのはコードより、エージェントと「さっき決めたこと」の食い違い。コンテキスト自動圧縮で決定がズレ・根拠が消失・品質確信なし。Rust + Dioxus で資産可視化アプリ(Wealth Compass)開発しながら運用設計工夫。出発点はコンテキストを「揮発する作業メモリ」と割り切る。判断・進捗・証跡の正本はすべて git 管理ファイル置く、コンテキストはそれを読み直す一時バッファ。/clear(コンテキスト全消去)が怖くなくなり積極利用可能。階層:Phase(プロジェクト貫く大目標1~6)→ Task(Phase内中目標)→ Step(1 commitに対応・単体で動作テスト完結)→ Stage(Step内4段階:設計→テスト設計→実装→テスト実施)→ Gate(各Stage完了時レビュー関門)。ポイントは Step=1 commit で単体で動作テスト完結粒度にすること。状態ファイル:docs/STATUS.md(現在地薄い索引)・docs/phaseN/tasks.md(進捗表)・docs/decisions.md(設計判断ログ D-1, D-2…)・docs/refactoring.md(後で直したい全件)・docs/phaseN/design.md・docs/phaseN/test-plan.md・docs/phaseN/test-evidence.md(テスト実施記録)。Skill で「思い出す」を自動化、/phase-start /step-start /step-complete /commit /phase-end で決定論的にやるべきこと機械的実行。/step-start で tasks.md・直前Step レビュー・テスト実施記録・関連設計判断・関連リファクタリング毎回同じ順で Read。/clear で会話捨てても新規セッション同じ状態から再開。Step区切りで意図的に/clear、タスク表・テスト実施記録・レビュー記録・設計判断ログ・リファクタリング候補ログの各ファイルに判断と進捗残る。矛盾実装激減、自動圧縮制御可、トークン効率向上、再現性出現。