コンテンツにスキップ
Zenn Dev Tokumeishatyo Articles D1a410e4129c28

ケイラボAIラジオ Windows版開発記 ―― 「設計さえ正しければ、移植はAIの独壇場」だった

  • URL: https://zenn.dev/tokumeishatyo/articles/d1a410e4129c28
  • 日付: 2026-06-21
  • Tier: Tier 3
  • 要旨: デスクトップ AI ラジオ(ケイラボAIラジオ)を Mac 版から Windows 版へ移植。設計さえ正しければ移植は簡単で、Core がプラットフォーム非依存に設計されていたおかげで、仕様駆動(docs/specs/ 冻結)に従い言語変換するだけで淡々と完成。設計の質が移植の難易度を決める。

詳細

最初の Windows 版は設計の細部を目的化して失敗(281 ファイル・59 仕様・21 個の設定ローダ)。Mac 版で設計を立て直し:縦スライス・仕様駆動・目的のための抽象化・スコープ管理。Core は時刻・ファイル・ネットワークをすべて抽象越しにアクセス。Windows 版移植時、言語・プラットフォームの対応関係(Swift↔C#、AppKit↔Avalonia など)を決めると、実装は淡々とした作業に。Core のドメインロジック・YAML 設定ファイルはほぼ 1:1 で移行。実装にあたり、Windows 固有差分(トレイライフサイクル、AquesTalk1 ゆっくりボイス)のみ新規設計。成果:dotnet test 614 件グリーン・警告ゼロ。移植の難易度は移植元設計の質で決まる。良い設計は「各部品の責務・境界」を明確にし、それが移植仕様書になる。AI(Claude Code)は明確な仕様に従い、忠実に・網羅的に変換するのが得意。ゼロから丸投げすると発散するが、スライス 単位での仕様駆動なら、AIは端から端まで正確に移植する。