Tech Layerx Co Jp Prompt Log Driven Ai Workflow
プロンプトログ分析で繰り返し作業をSkill/Command/Scheduleに昇格させる仕組み
- URL: https://tech.layerx.co.jp/entry/prompt-log-driven-ai-workflow
- 日付: 2026-06-18
- Tier: Tier 3
- 要旨: LayerXのエンジニアが、Claude Codeへの指示ログをjsonlで記録し、日次バッチで意味的にグルーピングして繰り返し作業候補をSlackで通知する仕組みを構築した記録。commit/push/PR作成(94回)、AIレビューコメント対応(92回)、CI/lint修正(76回)などの繰り返しパターンを検出し、それぞれをSkillやScheduleに昇格させた。実データとして29パターン691回分の実績あり。
詳細
仕組みの概要
2系統のログ収集を組み合わせる。
- 系統A(リアルタイム): UserPromptSubmit Hookでプロンプトをjsonlに追記。CLAUDE.mdに「同じ操作が2回以上繰り返されたらKVSにパターンを記録」と記述し、AIが会話中に気づき次第記録する。
- 系統B(日次バッチ): Scheduleで毎日11時に、直近7日分のログをLLMに読ませて意味的グルーピング(3回以上繰り返しのパターンを抽出)し、KVSを更新してSlack通知。
通知は2段構え: まずパターン名・回数・例を投稿し、スレッドに「そのSkillを作るためのプロンプト」を添付する。通知を見て終わりにしないための工夫。
プライバシー設計の留意点
プロンプトを丸ごとログに残す以上、保存先(ローカル/社内承認済み基盤のみ)、マスキング(分析・通知前に機微情報をマスク)、保存期間(7日間)、アクセス権限(本人+最小限)の4点を先に決めることを強調している。
実績データ(2026年6月時点)
| 繰り返し | 累計回数 | 対応 |
|---|---|---|
| commit/push/PR作成 | 94回 | /ship |
| AIレビューコメント対応 | 92回 | /fix-pr |
| CI/lint修正 | 76回 | autonomous-pr-workflow |
| QA観点作成 | 21回 | /create-qa-checklist |
拾えたパターン総数29件・累計691回という実数が示されており、抽象論でなく運用実績として読める。