コンテンツにスキップ
Dev Classmethod Jp Cloudwatch Otel Metrics Ga

Amazon CloudWatch が OpenTelemetry メトリクスをネイティブサポート(GA)— OTLP 直接送信と PromQL を試してみた

  • URL: https://dev.classmethod.jp/articles/cloudwatch-otel-metrics-ga-otlp-promql/
  • 日付: 2026-06-16
  • Tier: Tier 2
  • 要旨: Amazon CloudWatchがOpenTelemetryメトリクスのネイティブサポートをGAした。従来のPutMetricData方式(Classicモデル)に加え、OTLP直接送信とPromQLクエリが利用可能になり、高カーディナリティなワークロードではコストが大幅に削減できる場合がある。

詳細

2026年6月16日にGAとなったCloudWatch OTel Metricsは、既存のCloudWatch Metrics(Classic)とは別のストアに格納される。課金モデルが変わり、ユニークメトリクス数×月ではなくGB単位の取り込み課金になる。検証によれば5,000ユニークメトリクス・1分間隔の送信で、Classicが月$1,500超なのに対しOTelは月$54程度になるケースがある。

OTLPのエンドポイントはSigV4署名付きHTTP POSTで、cloudwatch:PutMetricData権限で送信可能。PromQLのクエリはPrometheus HTTP API互換で/api/v1/query/api/v1/query_rangeに対応する。

CounterとGaugeの型意味論が導入され、rate()increase()が意図に沿って機能するようになった。送信後約10秒でPromQLから参照可能になることを実測で確認。ただし7日間のレンジ上限や500シリーズ上限などの制約がある。Classicで高カーディナリティに悩んでいる場合やPromQLを活用したい場合に有力な選択肢となる。