Tech Layerx Co Jp Invoice Automation Simulator
「どの項目を改善すれば仕訳の自動化率が上がるか」を試算するシミュレーターを作った話
- URL: https://tech.layerx.co.jp/entry/invoice-automation-simulator
- 日付: 2026-06-04
- Tier: Tier 3
- 要旨: LayerX バクラク事業部が、仕訳の項目別修正率から伝票単位の自動化率改善インパクトを試算する Streamlit シミュレーターを開発。項目別修正率の単純比較では優先順位が誤る問題を確率モデルで解決した実装記事。
詳細
- 課題の本質: 「摘要の修正率が高い=摘要を改善すれば伝票自動化率が上がる」は誤り。複数項目が同時修正される伝票では、1 項目改善だけでは伝票が自動化されない
- 解決アプローチ:
- 修正フラグの組み合わせ × 件数に畳み込み(全データではなくパターン集約で計算を軽量化)
- 各項目の「目標自動化率」スライダーから
p_zero = (target - current) / (1 - current)を算出 - パターン内の全項目
p_zeroの積 → 修正パターンが自動化される確率 - 全パターンを合成して新しい伝票単位の自動化率を計算
- UI: Streamlit でスライダー操作 → リアルタイムシミュレーション、削減見込み伝票数を表示
- 限界: 項目間の修正相関を独立と仮定(近似モデル)
- 活用: 改善の優先順位づけの方向感を掴む参考ツールとして活用